日本空手道泊親会の皆様、日頃より本会の事業に対しまして、特段のご理解とご協力を賜り厚く心より感謝申し上げます。また、新型コロナウイルス感染症流行の終息が見えない中、人命を守るために感染症の恐怖と闘いながら強い使命感持って、最前線で治療に携わる医療関係者の方々及び感染拡大防止にご尽力を頂いている皆様に深甚なる敬意を申し上げます。

　さて、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、日本政府から４月１６日に発令されました「緊急事態宣言」の延長は５月末までとなりましたが、緊急事態宣言の緩和や解除については、それぞれの地方自治体で期間や内容が異なります。

　このようなことを鑑みまして、泊親会では、令和２年度第１回強化練習会及第１回昇段審査会第３５回全国大会を中止とさせて頂きました。いずれにしても、各都道府県の行政指導に従い、健康・安全を最優先にして、不要不急の外出を控えましょう。また、運動不足にならないよう自宅の部屋や庭等での工夫を凝らした運動も心掛けましょう。運動の方法等がよくわからない場合は、各種ホームページ（検索）やテレビ等でも数多く紹介されていますので参考にしてください。

　結びになりますが、泊親会空手道の源流である遠山寛賢先生の系譜の中に空手道は「初めに奥義なく、終わりに奥義あり、なるならぬは鍛錬にあり。」という伝統が脈々と継承されています。現在の生活に置き換えれば、「人にうつさず、人にうつされないように、努力や忍耐が必要」となるかと思います。
そして、自分の命と大切な人の命を守りましょう。

そして、この騒動が落ち着きましたら、またみんな元気で思いっきり空手道に邁進しましょう。